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2016-04-03 (Sun)
里親制度の普及啓発や調査研究を行っている公益財団法人「全国里親会」(東京都港区)が、
2012年度以降の決算書を適正に作成していないとして、内閣府が修正を求めていることが分かった。
監査報告書の一部では担当した税理士の署名が別人の筆跡とみられるケースもあり、内閣府は
決算書作成の経緯を調べる方針。

【武本光政】


監査報告書、署名偽造か


 同会の事業には厚生労働省の補助金も充てられており、使い道に問題があれば調査するとみられる。
ずさんな経理処理が行われていた形で、専門家は「公益法人として不適切」と指摘する。

 公益法人は、公共性が高いなどとして内閣府(一つの都道府県内で活動する法人は所在地の
都道府県)の認定を受けると、税制上の優遇措置を受けられる。
この場合、年度終了後3カ月以内に決算書などを作成し、内閣府などに提出することが法令で義務づけられている。

 ところが、内閣府や同会によると、12年度の決算書に計算ミスがあったほか、
財産の増減の詳細を記した書類が添付されていないなどした。
内閣府が決算書を出し直すよう求めているものの、15年末時点で最終的に修正した決算書は提出されていない。

同会は13、14両年度の決算書を既に内閣府に提出しているが、12年度の修正内容を
反映させる必要があるため、内閣府は13年度以降についても順次修正を求める。

 さらに、14年度決算を「適正」と認定した15年5月19日付の監査報告書について、作成者の
一人で同会の役員(監事)を務めていた税理士の署名が、過去の報告書の筆跡と異なる疑いが強まった
決算の妥当性などを記す監査報告書は、監事による作成が法令で義務づけられている。

 同会の経理などの事務は事務局長を含む職員2人が担っている。
旧厚生省OBの事務局長は毎日新聞の取材に「私どものやり方にお粗末なところがあった。
なかなか(修正を)やっている時間がないことがあり、段々遅れた」と話している。

 また、問題の監査報告書の筆跡について、事務局長は「(税理士と)違う」と認め、「税理士が
入退院を繰り返していたので、税理士の弟に(署名を)頼んだかもしれない。詳しいことは覚えていない」と説明した。

 事務局長によると、税理士は15年夏に死去したが、登記上は監事のままになっている。

 全国里親会が現時点で公表している14年度決算書によると、一般会計と特別会計を合わせた
収入総額は約9000万円。
内閣府の担当者は取材に「事実関係を確認する」と語った。

厚労省から補助金

 里親制度は、虐待などが原因で親元で暮らせない子どもたちを、都道府県などの
委託を受けた一般家庭で育てるもの。
子どもは施設より家庭的な環境で養育する方が望ましいとして、厚生労働省は近年、
制度拡充を図る方針を打ち出している。

 2012年度には、里親支援に向けた調査研究事業のための補助金を設け、全国里親会に対し、
別の団体を経由して年間1400万円程度を随意契約で支払っている。

 一方、全国里親会を巡っては、12〜13年度に同事業の研究員として働いていた女性が、
職場でパワーハラスメントを受けたとして同会などに約300万円の賠償を求めて14年に提訴している。

全国里親会側は反論し、さいたま地裁で係争中。

 元会計検査院局長の有川博・日本大教授(公共政策)は「適正な決算書を提出できず、
仮に監査報告書も虚偽ということになれば、公益法人として不適切なことは明らか」と指摘する。

 
【ことば】全国里親会

 1971年3月の設立で、2011年12月に公益法人に認定された。
各地の里親らが入会する都道府県・政令指定都市単位の地方里親会の代表者らが
役員を務め、運営費は地方里親会などからの会費や民間団体からの助成金などで賄われている。
15年度の収入総額は予算ベースで約8600万円。




記事元:毎日新聞2016年1月11日 09時30分

http://mainichi.jp/articles/20160111/k00/00m/040/126000c





| 里親の児童虐待 | COM(0) |
2014-08-31 (Sun)
平成23年のものになります。

人に教えてもらったのですが、掲載するのがだいぶ遅くなってしまいました。



報告書はコチラ

>3人とも虐待を受けた可能性が高いと判断した。

短期間の委託による例です。
短期で委託されていたのは性的被害にあった子だけなのか
分かりませんが、短期委託でも虐待の被害者になっています。

いつも「里親養育への支援が足りない」とされているのですが、
足りないと分かっていて、それが原因で虐待が起こるとされて
いるのに里親推進する意味があるのかどうか?



| 里親の児童虐待 | COM(0) |
2014-02-20 (Thu)
東京都杉並区で2010年8月、里子の渡辺みゆきちゃん(当時3)に暴行を加えて死なせたとして、傷害致死罪に問われた里親の声優鈴池(すずいけ)静被告(46)について、懲役9年とした一、二審判決が確定する。最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)が、18日付の決定で被告の上告を棄却した。

 弁護側は「暴行はない」と無罪を主張。12年7月の一審・東京地裁判決は「被告は当日夜、被害者と2人きりの時間帯があった」とし、「他の家族に気付かれずに犯行が可能だったのは被告しかいない」と認定した。13年3月の東京高裁判決もそれを支持した。

 一、二審判決によると、鈴池被告は10年8月23日夜、杉並区の自宅でみゆきちゃんに対して頭や顔を殴るなどの暴行を加え、翌24日に死亡させた。

<里子暴行>声優の懲役9年確定へ…最高裁が上告棄却

毎日新聞 2月20日(木)12時13分配信

 里子の女児を暴行し死亡させたとして傷害致死罪に問われた東京都杉並区の声優、鈴池静被告(46)の上告審で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は18日付で被告の上告を棄却する決定を出した。懲役9年とした1、2審判決が確定する。

 1、2審判決によると、鈴池被告は2010年8月、自宅で里親として養育していた保育園児の渡辺みゆきちゃん(当時3歳)の頭や顔を殴るなどして、死亡させた。

 被告側は無罪を主張し、事故や第三者の犯行の可能性を指摘。しかし東京地裁は「外傷の状況などから事故は考えられない」と退け、東京高裁も地裁判決を支持した。【和田武士】
| 里親の児童虐待 | COM(0) |


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