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2010-05-09 (Sun)
*2日分の記事をひとつにまとめ、追加修正しました。

児童虐待が毎日のようにニュースで流れ始めてだいぶ経ちます。
数年前まではそれほど児童虐待のニュースはたまにしか聞かない程度だったのですが、
それだけ児童虐待に対して関心が高まって注目されているということでしょう。

施設に委託される子供の中には被虐児も含まれ、それが大きく取り上げられます。
それだけ「子供への虐待に注目しよう、虐待をなくしていこう」というメッセージだと思います。

施設に委託される子供のほとんどが被虐児童かといったらそうではなく、
「さまざまな事情がある子供が~」と説明されるように「経済的に困難で育てられない」等も
含まれます。


「常に施設は満床である」ということですが、これは「ほぼ」当たっているといったほうが
正確かもしれません。

私の住んでいるところは田舎なので、まだ大家族が多く核家族でも、だいたい親の家の近くに
住んでいたりするので、それだけ周りからのフォローも多く、「県内の子供だけで施設が
満床になる」ということが、ほとんどないようです。
満床になる理由として、「県外からの受け入れ」があります。
東京都や神奈川、埼玉といった核家族が多い、近くに協力を求められる親(家族)がいない地域では、
県内(都内)だけでの施設では受け入れの受け皿が足りなく、私の住んでいる田舎の施設のように
空きのある県外の施設に児童が委託されることもあります。
(ちなみに私の住んでいる近くの施設は「今は」満床ではなく、少しの空きがあるようです。
でも、それもおそらく県外入所や県内入所などで、「満床」になってしまうのでしょうが。)

横浜市では08年に50年ぶりに施設の増設が行われました。
埼玉県でも乳児院、施設の増設を本格的に検討する方針だそうです。
私の住んでいる県でも、県外からの児童受け入れが多く、数年後の状況を
見越して数十年ぶりに施設を増やす方向だそうです。

虐待などではなく、
児童相談所の判断で「経済的に育てられる状況ではない」等という理由で
施設などに子供を委託しなければならない実親さんの中にはマメに子供に会いたい方も
いらっしゃると思います。
きょうだいが別々の県に預けられてしまったりすると、それだけ労力を使います。
今月はこっちの子には会えたけど、こっちの子には会えなかった・・・などの状況も想定されます。
きょうだい自身も遠く離れてしまったりすると、寂しい思いをするのではないでしょうか。

「どうしても一緒に暮らせない。不況で仕事が見つからない。子供と離れなくならなくてはなった」
という理由の家族は、本当に早く一緒に暮らせるようになれればいいなと思います。

「さまざまな事情で~」とあるように、「家族と一緒にいたいけど理由があって施設に委託しなければ
ならなくなった」等の親御さんは、よく施設に子供に会いにくるようです。
毎週来る実親さんもいれば、父親と母親で仕事の休みが違う日などは、それぞれが会いに来るので
子供にとっては家族に週2回会うという状況もあったり、そろって休みが取れた日には両親で会いに
来たりする親御さんもいるようです。

施設の子供全員が「親に捨てられて放っておかれているか」といったら、全員が全員そうではないようで、
施設にいながら実親(家族)の愛情を受け取る子もいるようです。


施設増加に伴い、里親さんも増やしていこうという方向だそうですが、一般家庭に他人の子供を委託することなので
里親さんへの審査は「早く増やそう、審査もこれくらいだったらいいんじゃないか」ということではなく、
しっかりとした審査をして厳選してほしいものです。
「一緒にいたいけど、どうしても離れなければならなくなった」理由の実親さんがいることも念頭に
おいてください。
親と暮らせない子供、全員が虐待されたり捨てられたりしているわけではないのです。


施設増加の傾向の上に、国では施設の小規模化を進めていく方針のようです。

image-cc.gif

以前から、施設は小規模のほうが良いんじゃないのかという話題が
のぼっていましたが、現在のところ国では、小規模化を進めていこうと
している動きにあるようです。

私は、どちらかというと性格的にひっそりしていたいので、
施設に行くなら大規模施設を選ぶだろうなぁと思って
あまり、この小規模化について触れてきませんでした。
だって、子どもの人数が多いほうが大人や他の子どもの目に
つかず、どこかで引きこもってられそうな感じがして(´・ω・`)
(人嫌いだし、話すのが苦手なので、あまりかまってもらったりするのは得意では
ないのです)

でも、施設を出た方や、元里子さんたちは虐待の分かりにくい里親制度や
大規模施設より、施設の小規模化が一番良いのじゃないかという
考えを持っておられたので、こういう形が実際に体験してきた子どもたちにとっては
一番いいのかもしれませんね。

施設の増設の流れの中での小規模化の推進、いい方向に良くといいと本当に思います。
日本という国も、施設の小規模化に目を向け始めています。
どこかの遠い国の話ではなくなってきました。

栃木県では、施設の小規模化が定着し、県内最大だった定員も150人(暫定定員63人)から40人に変更
したそうです。
施設への入所児童が増えている傾向にある中、施設に児童を押し込めるのではなく、逆に施設の児童定員を
減らすのは大変なことかと思います。

和歌山県では職員数・入所児童などが足らず、なかなか小規模化が進まないと聞きました。
こちらの県では「施設満床」ではなく、逆に減少・定員割れの問題も抱えているようで、
施設収入の大半は国と県からの措置費で、入所者数に基づいて算出されるため運営に
大きく影響するらしく、その運営費の中から小規模化への金銭的捻出が難しいらしいです。
「入所児童が減るのは良いことだが、施設の存続に関わる。
施設の小規模ケアの導入などが明記されたが、新たな施策は示されていない。
県子ども未来課は「具体的な取り組みは今後の検討課題」との事だそうです。


子どもにとって何がいいのか、どういう形がいいのかを、きっとたくさん考えていたりするのでしょう。

一番いいのは、親子分離の形は虐待以外は最終手段にしてほしいものですが。



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