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2012-02-23 (Thu)
先日の19日、里親会主催でシンポジウムが行われたようで、
資料を色々送っていただいたので少し抜粋。

フリージャーナリストの小宮氏が大変な苦労をされて、今回の事件を
追っていたようで、その中に起訴されていない部分がありまして、
この起訴されていない部分が結構ショッキングでした。
他の虐待も酷いものでした。

その部分というのは、かいつまむと
・3歳児ではありえない膣口拡大、処女膜欠損。(起訴されていない部分)
・里親家族がベッドで寝ているなか、床に敷いた布団で一人で寝ていた
・眼底出血のほか、腹部や足の皮膚など新旧混在の傷が多数あった
(尋常でないほどの傷跡のある遺体)

起訴されなかったのは「いつ、どこで、誰が」が分からなかったからのようです。

詳しくは週間金曜を購読してみてください。

東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120220/CK2012022002000025.html
を見る限りだと、里親が虐待に至った原因は
「施設で不適応になった最重症児が里子に出されている」と指摘。
「里子は施設を経ずに早期に里親へ委託するべきだ」と訴えた。
この部分なんですかね?ポイント。
“また”なんか里親には責任があまりないような言い回しですね。

>施設で不適応になった最重症児が里子に出されている
これ、本当にそうなのでしょうか?
私は私自身で何百回となく乳児院に足を運び、子どもを見てきました。
それこそ400回500回にのぼると思います。
その中で里親委託された子供も知っています。
その子が生後1週間で乳児院に預けられ、1歳半ほどで里親委託された流れも見てきました。
私は、その子が「施設で不適応になった最重症児」だとは思えません。
(「最重症児が里子に出されている」とあるので、乳児院からの里子のことも「不適応になった最重症児」で
いいんですよね?今回、死亡したのは3歳の子供ですし)
その子は1歳半ほどで、「にんじん」「いや」「わんわん」などとしゃべっていたので発達障害とも思えませんでした。
見知らぬ人にベタベタする行動もみられなく、人見知りもあり、乱暴な子ではなくとても愛嬌があり、
そこにいるだけで和む子で、いわゆる「癒し系」でした。
こう書くと「大人の顔色を伺って笑ってるだけ。愛想を振りまいてるだけ」と言われそうですが、
これは実際にその子を見てきた私には言えるのですが、そんなことはないです。

私が通称「葉っぱちゃん」と呼んでいた女の子。
おしゃべりで元気がよくて、頑固。
顔をみると「みてみて~」とお洋服の柄を指差して「うさぎさんにリボン」と嬉しそうに教えてくれた子。
髪型が変わるとやっぱりお知らせに来てくれた。

私、こういう乳児院の子供たちを知っているから、余計「不適応になった最重症児」と言われたのが
悔しくて、泣けてきます。



シンポジウムでは、こんな言葉も出たそうです。
「宇都宮の事件も、今回の事件も乳児院からの委託でなければ起こらなかったのではないか」
(ここが「里子は施設を経ずに早期に里親へ委託するべきだ」の部分だと思います。
宇都宮事件でも里子が里親に虐待され死亡しています。)

もらった資料にはこうありました。

【結論】
本件における当該児童相談所の里親委託過程における種々のレベルにおける
専門的実務の欠落・不十分さが、
里親認定に致命的な過誤をもたらし、 本来里親と認定されてはならない被告を
認定登録する事態を生じ、拙速なマッチングと委託後における里母子の関係についての
アセスメントを正常に行い得ぬままに、里母の支援要請を見過ごし、里子と里母の間に
不可避的な虐待関係を起こさせてしまったのである。
繰り返すが、里母の行為は極めて異常であり、精神鑑定の必要性の有無をも検討されて
しかるべきほどのものであるといえる。
しかしながら、筆者の分析による本件の最大犠牲者はもちろん里子自身であるが、

児童相談所の過誤により里親にさせられ、まともな準備も支援もなく里子を委託され、
想像だにしなかった虐待行為でしか自己防衛できなかった被告自身もまた、国家の
無策と自治体の専門性の欠落による社会的養護における犠牲者であると確信をもって
言わざるを得ない。

(本当にそのまま太字に下線で書いてありました)

〝里親にさせられた〟〝虐待行為でしか自己防衛できなかった〟〝被告も被害者〟

なら、乳児院、児童養護施設からの里子委託は全面的にやめましょうよ。
児童相談所の準備、人数が整うまで里親委託をやめましょうよ。
全ての準備が整ってからの方がいいって結論になりませんか?

知ってますか?里親委託での虐待比率は児童養護施設より約3倍も高いことを。
これは「施設の職員は、児童を虐待するほど児童に関心がない」ですませますか?
そうならずに、なぜ施設での虐待は里親家庭より低いのかをマジメに考えて、
いいところは取り入れましょうよ。


今回の里親委託は「里子のために犬も買ったので、早くよこしてください」と、急かされていた部分もあるようです。
ですが、措置変更時の心理判定をしなかったのは児童相談所の落ち度の部分もあります。
けれど、その後の委託後3ヶ月の心理判定、6ヵ月後の医師判定では、みゆきちゃんは「新しい環境でのストレスがあるよう」と
診断されただけで「愛着障害」「発達障害」の診断は受けていません。
もし、こういう診断が下されていたら、必ず載せられていたと思います。
このときの医師面接では「やや小柄だが、通常の発育状況」と診断されています。

〝里親にさせられた〟の部分は主に児童相談所の認定時の過誤を示しているようです。
里親にするべきでない人物を認定した・・・ということで。
(祖父母は反対していた。協力できるかの確認がなかった。という主張です)

〝虐待行為でしか自己防衛できなかった〟 これは・・・・。
髪の毛が大量に抜けるほど掴み、壁に打ちつけ、耳が裂け首にまで
血が流れた跡が残り、体中のいたるところに(背中や足にも)新旧の痣ができるほど
3歳の女の子を虐待するのが「自己防衛」になってしまうんですか?
犬と一緒に床に寝かせ、「みゆきちゃんの扱いは犬並みだよ」と
言われるほどの扱いが「自己防衛」ですか?

今まで、里子の虐待があると里親側は児童相談所がレスパイトケアの案内をしていなかった等
言われていましたが、今回はレスパイトケアも利用し、みゆきちゃんの面倒もほとんど実子に見させ、
(実子が「私がみないとみゆきの面倒を見る人がいない」と言っていたそうです。
別の報告では「ご飯を作ってくれない」とも。)
保育所も利用し、みゆきちゃんと向かい合う時間ってどれだけですか?


事件が起こってから精神鑑定ではなく、里親認定時に精神鑑定するのはどうですか?

この子は小さな身体で、凄惨で過酷な大人からの自己防衛に耐え、虐待死しました。

みゆきちゃん






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■STOP child abuse, full STOP.■

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里親から里子への児童虐待
 ~搾取される子供たち~
└─────── http://child-abuse.main.jp/


参考資料:東京都児童福祉審議会児童虐待死亡事例等検証部会報告書 (里親事例 中間まとめ)
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