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2010-05-20 (Thu)
今年のもので、里親さんからの「国民の一部の声」としての資料から。

厚生省に寄せられた質問や要望をまとめた資料の中でこんなものを発見しました。

imageherunodesuka.gif

「里親に子ども手当てが支給されないなら里親の数は減ってしまうのではないか

「?」と思いませんか?

直球で「お金をくれないなら里親辞める人がいるので、お金ください」と言ってるんですね。


里親(大人)」がもらえないなら「里親減ります」ってなんかおかしな話ですね。
子どものための手当てなので、「里子への将来のための子ども手当てが里子に出ないなら、
子どもにとって将来的に不利なのではないか」というはなしじゃないんです。


子どものためではなく、「お金を(里親に)支給されないなら里親は減るのではないか」というのは
里子の利益を考えたものではなく、「里親の利益」を考えたものです。


子ども手当てが支給される意味として
「•子ども手当は、次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために支給するものであり

とあります。
趣旨の一部として「子どもが生活しやすいように、子どもに支給され親が管理する子どものためのお金である」ということです。


里親に子ども手当てが支給されないなら里親の数は減ってしまうのではないか

里親の里親手当てや里子の養育費、その他諸々は公費でまかなわれています。
里親手当て・養育費・その他援助など(各自治体ごとのものも含む)

厚生省に寄せられた国民の一部の声として掲載されてますが、明らかに里親さんの
本音の一部なのだと思いました。
おそらく、里親さん一人の声ではなく「一部」の声なのでしょう。

子ども手当てもらえないと、里親さん減るんですね。


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| メモ01 | COM(0) | TB(0) |
2010-05-09 (Sun)
*2日分の記事をひとつにまとめ、追加修正しました。

児童虐待が毎日のようにニュースで流れ始めてだいぶ経ちます。
数年前まではそれほど児童虐待のニュースはたまにしか聞かない程度だったのですが、
それだけ児童虐待に対して関心が高まって注目されているということでしょう。

施設に委託される子供の中には被虐児も含まれ、それが大きく取り上げられます。
それだけ「子供への虐待に注目しよう、虐待をなくしていこう」というメッセージだと思います。

施設に委託される子供のほとんどが被虐児童かといったらそうではなく、
「さまざまな事情がある子供が~」と説明されるように「経済的に困難で育てられない」等も
含まれます。


「常に施設は満床である」ということですが、これは「ほぼ」当たっているといったほうが
正確かもしれません。

私の住んでいるところは田舎なので、まだ大家族が多く核家族でも、だいたい親の家の近くに
住んでいたりするので、それだけ周りからのフォローも多く、「県内の子供だけで施設が
満床になる」ということが、ほとんどないようです。
満床になる理由として、「県外からの受け入れ」があります。
東京都や神奈川、埼玉といった核家族が多い、近くに協力を求められる親(家族)がいない地域では、
県内(都内)だけでの施設では受け入れの受け皿が足りなく、私の住んでいる田舎の施設のように
空きのある県外の施設に児童が委託されることもあります。
(ちなみに私の住んでいる近くの施設は「今は」満床ではなく、少しの空きがあるようです。
でも、それもおそらく県外入所や県内入所などで、「満床」になってしまうのでしょうが。)

横浜市では08年に50年ぶりに施設の増設が行われました。
埼玉県でも乳児院、施設の増設を本格的に検討する方針だそうです。
私の住んでいる県でも、県外からの児童受け入れが多く、数年後の状況を
見越して数十年ぶりに施設を増やす方向だそうです。

虐待などではなく、
児童相談所の判断で「経済的に育てられる状況ではない」等という理由で
施設などに子供を委託しなければならない実親さんの中にはマメに子供に会いたい方も
いらっしゃると思います。
きょうだいが別々の県に預けられてしまったりすると、それだけ労力を使います。
今月はこっちの子には会えたけど、こっちの子には会えなかった・・・などの状況も想定されます。
きょうだい自身も遠く離れてしまったりすると、寂しい思いをするのではないでしょうか。

「どうしても一緒に暮らせない。不況で仕事が見つからない。子供と離れなくならなくてはなった」
という理由の家族は、本当に早く一緒に暮らせるようになれればいいなと思います。

「さまざまな事情で~」とあるように、「家族と一緒にいたいけど理由があって施設に委託しなければ
ならなくなった」等の親御さんは、よく施設に子供に会いにくるようです。
毎週来る実親さんもいれば、父親と母親で仕事の休みが違う日などは、それぞれが会いに来るので
子供にとっては家族に週2回会うという状況もあったり、そろって休みが取れた日には両親で会いに
来たりする親御さんもいるようです。

施設の子供全員が「親に捨てられて放っておかれているか」といったら、全員が全員そうではないようで、
施設にいながら実親(家族)の愛情を受け取る子もいるようです。


施設増加に伴い、里親さんも増やしていこうという方向だそうですが、一般家庭に他人の子供を委託することなので
里親さんへの審査は「早く増やそう、審査もこれくらいだったらいいんじゃないか」ということではなく、
しっかりとした審査をして厳選してほしいものです。
「一緒にいたいけど、どうしても離れなければならなくなった」理由の実親さんがいることも念頭に
おいてください。
親と暮らせない子供、全員が虐待されたり捨てられたりしているわけではないのです。


施設増加の傾向の上に、国では施設の小規模化を進めていく方針のようです。

image-cc.gif

以前から、施設は小規模のほうが良いんじゃないのかという話題が
のぼっていましたが、現在のところ国では、小規模化を進めていこうと
している動きにあるようです。

私は、どちらかというと性格的にひっそりしていたいので、
施設に行くなら大規模施設を選ぶだろうなぁと思って
あまり、この小規模化について触れてきませんでした。
だって、子どもの人数が多いほうが大人や他の子どもの目に
つかず、どこかで引きこもってられそうな感じがして(´・ω・`)
(人嫌いだし、話すのが苦手なので、あまりかまってもらったりするのは得意では
ないのです)

でも、施設を出た方や、元里子さんたちは虐待の分かりにくい里親制度や
大規模施設より、施設の小規模化が一番良いのじゃないかという
考えを持っておられたので、こういう形が実際に体験してきた子どもたちにとっては
一番いいのかもしれませんね。

施設の増設の流れの中での小規模化の推進、いい方向に良くといいと本当に思います。
日本という国も、施設の小規模化に目を向け始めています。
どこかの遠い国の話ではなくなってきました。

栃木県では、施設の小規模化が定着し、県内最大だった定員も150人(暫定定員63人)から40人に変更
したそうです。
施設への入所児童が増えている傾向にある中、施設に児童を押し込めるのではなく、逆に施設の児童定員を
減らすのは大変なことかと思います。

和歌山県では職員数・入所児童などが足らず、なかなか小規模化が進まないと聞きました。
こちらの県では「施設満床」ではなく、逆に減少・定員割れの問題も抱えているようで、
施設収入の大半は国と県からの措置費で、入所者数に基づいて算出されるため運営に
大きく影響するらしく、その運営費の中から小規模化への金銭的捻出が難しいらしいです。
「入所児童が減るのは良いことだが、施設の存続に関わる。
施設の小規模ケアの導入などが明記されたが、新たな施策は示されていない。
県子ども未来課は「具体的な取り組みは今後の検討課題」との事だそうです。


子どもにとって何がいいのか、どういう形がいいのかを、きっとたくさん考えていたりするのでしょう。

一番いいのは、親子分離の形は虐待以外は最終手段にしてほしいものですが。



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2010-05-06 (Thu)
もともと「里親家庭」といっても「一般家庭」であることには変わりありません。

しかし、「里親家庭」と「一般家庭」の所得の差を見ると次の表のような差が出てきます。

image0123.gif

次に一般家庭の平成19年の一世帯人員一人あたりの平均所得の表を見ると
次のようになり、平均566.8万円が世帯の所得になっています。

image0124.gif

40歳~69歳までが最も所得が多いことが分かると思います。
これは、給料の昇給などが関係しての年齢ごとの金額かと考えられます。

次に見ていただきたいのが、里親家庭の里親の年齢です。
もっとも多いのは50~59歳、上の一般家庭の所得に当てはめると平均760.7万円ともっとも多い
所得をもらっている世帯だということが分かります。

上の表だけ見ても「里親家庭のほうが裕福ですよ~」と宣伝してるように思えるのですが、
「里子にお金がかかってどうしよもないから(里子への養育費ではなく)“里親手当て”をあげろ」と
いうのは矛盾ですよね。

ここまで書けば分かると思いますが、里親家庭が特別裕福なわけではありません。
所得を多くもらっている年齢に里親が多いだけです。


image0125.gif


これを一般家庭と里親家庭で所得の差を正確に比較することはできません。
なぜなら里親家庭は年齢別に%(人数)が出ているのですが、一般家庭では年齢別に%(人数)が出ていないからです。

里親家庭の分布状況に一般家庭の分布状況をむりやりあわせて計算すると
一般家庭の平均所得は約664.84万円になります。
(いないや年齢不詳は平均値などを当てました)

すると、
里親家庭の所得は632.0万円
一般家庭の所得は約約664.84万円になり
月収にすると一般家庭のほうが2万円強里親家庭より上回ることになります。

ただし里親家庭への里親手当ては含まれていないので、里親家庭への月々の手当て、
里子一人目で72000円プラス、二人目で36000円プラス、そのほか養育費5万円前後
そのほかが公費で出ているため、里親家庭のほうが月々に使えるお金は一般家庭よりも
多くなります



「お金がない」と言っている里親さんってどういう生活をしているんでしょうね。
これも私には不思議のひとつです。




追記:
もともと「一般家庭」と「里親家庭」は別々に所得額を出したものではなく、
「一般家庭の年間所得の金額」に「里親家庭も」入っています。

上の表で使われている「一般家庭」と「里親家庭」の所得の差ですが、
里親団体(?)は厚生省が調査した「一般家庭の平均年間所得」を掲載しているだけで、
里親団体が独自に調べたものではありません。
里親団体が独自に調査したのは「里親家庭の平均年間所得」のみです。

そこから、里親家庭だけを抜き出して計算されて掲載されたものが上の表になります。
里親家庭には高年齢者が多く、給料所得の多い世帯が1000人以上いるので、
里親家庭だけを計算すると、里親家庭のほうが一般家庭より上回っているかのように
見えるだけです。
(里親側の年齢別平均年間所得が分かって、一般家庭の年齢別の人数(%)が両方そろって
初めて正確な比較ができることになります。)


計算の仕方としては、一般家庭の年齢別の所得額に
里親家庭の年齢別の人数をかけて割って出したものです。
もともとは「一般家庭の平均所得金額」に里親家庭も入っているので、
計算すると、一般家庭も里親家庭も差はなくなるということです。



例:
(細かい計算をしていくと上の約664.84万円という数字になるのですが、
計算の仕方を分かりやすく説明するため、里母の人数のみを一般家庭の人数と仮定して
例を出してます)

里母の人数に(小数点は省略してざっと計算しました。)一般所得の金額をかけて100で割ると
こんな感じになります。
里母の人数を「一般家庭の人数」としてみてください。
(一般家庭の所得額の人数が出ていないので、里母(里親家庭)の人数で計算するしかないのです)

317万円(29歳以下の一般所得)×1人(29歳以下の里母の人数を一般家庭の人数と仮定)=317 
554万円(30-39歳の一般所得)×7人(30-39歳の里母の人数を一般家庭の人数と仮定)=3878 
704万円(40-49歳の一般所得)×31人(40-49歳の里母の人数を一般家庭の人数と仮定)=21824 
760万円(50-59歳の一般所得)×38人(50-59歳の里母の人数を一般家庭の人数と仮定)=28880 
544万円(60-69歳の一般所得)×20人(60歳以上の里母の人数を一般家庭の人数と仮定)=10880
これの合計金額を100で割ると657.79万になります。

あまり計算は強くないので小数点以下まで計算していないのですが、
一般家庭の年齢別所得に里母(里親家庭)の人数を当てはめて計算すると
逆に一般家庭が上回ることが、うまく伝わってますでしょうか?





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2010-05-03 (Mon)
100411_083910_M.jpg

こういう本が全国里親会から出版されているのをご存知でしょうか?
この本は平成22年3月発行の最新のものになると思います。

この本、まだ全部読んでいないのですが、目次だけみても「????」と思う箇所がありました。

011.jpg

第1章から第15章まで65ページほどあり、残り69~185ページは資料編として
「児童福祉法」といった児童に対する法律的なことや「都道府県登録里親数」といった
里親関連の状況(5年に1度しか調査されないので、次回の調査は平成25年頃になると思います)
「里親家庭への保護を愛する子どもの委託について」といった資料が並んでます。

012.jpg

第2章では、しっかり「里親手当て」のことが書かれているのに、里子に対する養育費などの
項目を設けた目次がないんですね。この本。

013.jpg

「里親制度」についてのハンドブックなのに「里親手当て」は目次で別項目まで作るほどなのに、
里親に出る里子への養育費、援助・支援その他諸々の項目は存在しないんです。
まだ全部読んでないので見落としがあるかもしれませんが、目次だけ見ても
「里親に出る里子への養育費や支援・免除」の項目はないの??と思いました。

なんとも不思議なハンドブックだな・・・・という目次をみた感想です。
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